美味しい米の炊き方をほっとぴあ新鶴料理長小瀧さんに教えていただきました。
大きく3つのPointに分けてご紹介します。
Point1 美味しい水を使う
米を炊くときに必要なのは、米と水。美味しい米を炊くには、水も重要なポイントの一つです。
美味しい井戸水やミネラルウォーターを使って米を炊いてみましょう。ミネラルウォーターを使う場合はPH7.0~8.0程度の軟水をおすすめします。炊くときだけでなく、米を研ぐときも美味しい水を使用して下さい。
Point2 米を洗う
最近は精米技術が進歩しているので、ひと昔前に言われていたような「水が透明になるまで研ぐ」とか「ごしごしすりあわせて研ぐ」という必要はありません。米を「研ぐ」というより「洗う」という感覚です。
- 計量した米をボウルに入れる。
- 米に水をさっと掛け回して洗う。表面についた汚れを浸透させないために、研ぎ水はすぐに捨てる。
- 「やさしく洗い→水を捨てる」の作業を数回繰り返す。
- 研ぎ終わったお米は、夏場は30分、冬場は1時間吸水させる。
※半透明だった米が白くなるので目安にして下さい。
研ぎ方のコツ
- 強い力でごしごしとこすりあわせず、やさしくすりあわせる
- 泡立て器(ホイッパー)やザルを使用して研ぐとお米がひび割れてしまうので道具は使わない
- 研ぎ水はボウルのふちに手を添えて水をきるか、ザルにそっとあけて水を流す
Point3 ガス火で炊く
ガス火で炊くとおいしいご飯になる!大変そうなイメージを持つ方も多いかもしれませんが、思ったより簡単、思ったより短時間でご飯を炊くことができます。
- 米の容量の1割〜2割増しの水を用意します。米1合につき200mlくらいが目安となります。新米の場合は、通常より水分が多く含まれているので、通常より気持ち少なめにするとよい。
- 鍋に研いだ米と水を入れ、鍋に蓋をして中火にかけ沸騰させる。ぶくぶくと大きな音がしたり、泡がふきこぼれるなどが沸騰の合図です。
- 弱火にして10〜15分加熱します。
- 蓋をあけてみて、水分が残っていないようであれば火を止めてそのまま10分程度蒸らして出来上がりです。